街は薄化粧をして

あらゆる景色に魔法をかけてゆく

すっかり世界に溶け込んでしまったこの身体で

今日はどこまでも歩こうか

 

心の優しい時間がきて 暖かい眼差しくれる

決して僕らを置いていったりはしないさ

 

瞳が物語っている 何かを伝えようとしてる

一体どんなことが君を追い詰めたの

この世界のどんなことより素敵で愛おしい君

ほら今だけ ほら今だけは

そのかなしそうなかおを僕にみせてごらん

 

どうしようもない居た堪れない

感覚を未だに捨てきれず

波音は焦燥感エンジン音にかき消され

心臓にまでただ響いた 

 

この空に誓っても僕は戦うつもりはないよ

君のことさえ守れなくなるような明日は望まない

 

瞳が物語っている 何かを伝えようとしてる

誰よりも近くで 誰より暖かく

側で抱きしめて守りたいと心から思う

 

このまっ広な大地で

手を繋いで一緒に大声を出そうか

風が連れ去ったこの心は

丸くなっていつかまたここに帰るだろう

 

心はいつも穏やかばかりじゃないよね

でもそれは僕も同じだから

瞳がきっと泣いてる 何かが僕に伝わってる

 

この世界のどんなことより素敵で愛おしい君

そして今度はどうにかしてでも

君を笑顔にするために

何ができるかな