Dear.ODAWARA


ゆっくりと過ぎてゆく時の流れに

私もこのまま揺れていたい

ちょっとだけわがままになって 流されていたいわ

 

やさしいまちが 受け止めてくれた

第二のふるさとになったんだよ

あたたかな出会いが 本当に幸せだった

 

甘えすぎた日々も

泣きじゃくった日々も

全てが 愛おしい

 

終わらないで 今日が

夕暮れに染まる 動き出す街の 光が愛

赤い自転車に乗って

どこまででも行ける そんな街が小田原

 

頭だけがちょうど雲に被って

見えない富士山の顔をじっと

想像してみるの 鴨宮へ続く旅路

 

雄大な海と川 飛び交うサギの群れ

息を切らしながら 大橋を越える

 

城下町とわたし 愛すべき人々

ボールを蹴って前へ進んでゆくだけ

またどこかへ旅立って 

お別れが来ても 帰る場所がここにあるよね

 

私を遠くまで連れてゆくけど

小田急線は繋がってる

温かいご飯と笑い声が響く

ドアを開けるとそこには...

 

変わらないで 小田原

夕暮れに染まる 動き出す街の 光が愛

赤い自転車に乗って

どこまででも行ける そんな街が小田原

 

ありがとう ありがとう

この街の薫りがした